この記事では、
- ワイモバイルの料金プランは他と比べて安いのか?
- ワイモバイルのメリット・デメリット
- ワイモバイルの料金=利用明細の確認方法
についてどこより分かりやすく解説していきます。
私はワイモバイルの格安SIMプランSとポケットwifi602HWを契約して使っているので、実際の使い勝手も併せて紹介していきます。
すごく簡単に結論を言うと、ワイモバイルは以下のような特徴の格安SIMで、非常におすすめです。
とにかく安くて速くて快適なので、ほとんどの人にとって最高の格安SIMなのは間違いないです。
- 月額料金が格安SIM最安水準
- 通信速度がソフトバンクと同じ
- 10分かけ放題がコミコミ
- Yahoo!プレミアム会員費月額462円が無料
- ヤフーショッピングでTポイントが5倍・10倍・12倍になる
デメリットは、後で解説しますが以下の3つくらいです。
- 余ったデータの繰り越しができない
- 解約がネットで出来ない。店頭か郵送のみ
- 3年目以降は使えるギガが3分の2になってしまう
Contents
Y!mobile(ワイモバイル)の料金プラン
ワイモバイルの料金プランは3つです。
まずは下の表をサラッとご覧ください。
※税抜き表示 | スマホプランS | スマホプランⅯ | スマホプランL |
月額基本料金 | 2980円 | 3980円 | 5980円 |
データ量 | 3ギガ | 9ギガ | 21ギガ |
無料かけ放題 | 10分かけ放題がコミコミ | ||
ワンキュッパ割(1年間のみ) | 1000円 | ||
おうち割光セット(永年) | 500円 | 700円 | 1000円 |
SIM単体契約特別割引(2年間) | 400円 | 600円 | |
1年目最安料金 | 1080円 | 1680円 | 3380円 |
2年目最安料金 | 2080円 | 2680円 | 4380円 |
2年平均最安料金 | 1580円 | 2180円 | 3880円 |
おうち割無2年平均 | 2080円 | 2880円 | 4880円 |
ワンキュッパ割は1年間のみ月額1000円割引です。
⇒だれでも適用
SIM単体契約特別割引は2年間割引です。
⇒スマホとセットでなくSIMのみを契約の場合に適用
おうち割光セットは永年=ずっと割引です。
⇒家のネット回線がソフトバンク光かソフトバンクAirの場合に適用
多くの人が選ぶ3ギガのプランSは、1年目は月額1080円、2年目は月額2080円、平均1580円という破格の安さです。
※おうち割光セットは該当しない人も多いですが、これを除いて考えても、1年目月額1580円、2年目月額2580円、平均2080円という格安SIM最安級の月額です。
たとえば、マイネオの場合、音声通話SIMで、1番安いau回線の3ギガプランの場合は月額1510円ですが、無料通話はありません。
これに月額850円の10分かけ放題をつけると⇒1510+850=2360円になります。
月額にして約300円ワイモバイルのほうが安いです。
厳密には、マイネオはフリータンクというサービスで毎月1ギガ余計に使える、3年目以降も月額や使えるギガ数が不利にならないというメリットがありますが、ワイモバイルは通信速度が圧倒的に速いので昼12時台でも快適に使えます。
つまり、月3ギガで10分かけ放題が欲しいなら、マイネオよりワイモバイルのほうが断然快適に使えるよということです。
逆に月に4ギガで、月額が300円高くなってもいいし、昼12時台はイライラする速度でいいならマイネオでもいいかもしれません。
ただ、月に4ギガ欲しい場合は楽天スーパーホーダイのほうが最適です。断然安いうえに圧倒的にコスパが高いです。
Y!mobile(ワイモバイル)のおすすめ料金プランは?
ワイモバイルのおすすめのプランですが、これは人によって変わります。
2019年現在、スマホを使う人の9割は月のギガ消費が3ギガ未満という調査がありますが、これは、
- 家では光回線のwifiを使う
- 家ではスマホでなくパソコンをメインに使う
- 職場や出先ではそこにあるwifiを使う
- WiMAXやポケットwifiを別に持って使っている
- 動画の視聴やダウンロードはwifiでしかしない
このような理由でしょう。
つまり、「ギガ消費が大きい作業をスマホの4G回線ではしないため」です。
普通にネットで文字ベースのサイト(ニュースサイトなど)を見る場合、10ページ開くと3メガバイト=0.003ギガバイト消費します。
100ページ見ても30MB=0.03GBです。毎日100ページ見ても1か月で0.9ギガしか消費しません。
LINEやTwitterのギガ消費ははこれよりもっと少ないです。
動画は、480pというスマホで見るなら高画質と言える画質で視聴すると、1時間で約300メガ=0.3ギガ消費します。
毎日2時間=0.6ギガを1か月見ると、30日×0.6ギガ=18ギガになります。
注意ですが、インスタ=Instagramはほぼ画像のみなのでギガ消費がかなり激しいです。
画像はあまりギガ消費しないイメージですが、実際は720pの高画質動画再生と同じくらい消費します。
90分インスタサーフィン的に見ていると1ギガも消費します。
理由は、たくさんの写真=画像をどんどん読み込んでいくためです。
スマホプランS=3ギガがおすすめな人
- 家にネット回線がある
- 職場や学校にはwifi環境がある
- WiMAXやポケットwifiがある
こういう人は3ギガのスマホプランSがおすすめです。
特に、ほぼすべてのポケットwifiはソフトバンクの4G回線を使用しているので、どこでも高速でつながるため、持っていればスマホのギガはほぼ使わなくなります。
ちなみに、私はスマホのギガ消費は毎月0.2ギガくらいです。
スマホプランⅯ=9ギガがおすすめな人
格安SIMなのに9ギガや21ギガで契約するなんてコスパ悪い
と、以前は私も思っていましたが、逆にコスパが良い場合もあります。
- WiMAXやポケットwifiを持っていない
- 言わずもがな、月に9ギガほど使う人
意外と盲点ですが、月9ギガプランというのは格安SIMしかやっていません。
ドコモ・au・ソフトバンクは、いずれも月50ギガか月3ギガかというように両極端なプランしかやらなくなりました。
ポケットwifiもWiMAXも、実質的には月間100ギガ使えますが、月額はいずれも約3500円、WiMAXは基本2年か3年縛りです。
出先でパソコンにテザリングして使うにも9ギガあれば余裕をもって出来ます。
上記に書いた通りですが、スマホの4G回線で動画をそこそこ見たり、インスタを使ったりする場合、3ギガでは明らかに足りませんが、9ギガあれば足りる人もいるでしょう。
ちなみに、マイネオの10ギガプラン(実質11ギガ使える)は3130円+10分かけ放題850円=3980円です。
Y!mobileなら、おうち割光セット有りで2180円、無しでも2880円です。(2年間平均月額)
加えて、実際の通信速度がYmobileの圧勝なのでもはや比較になりません。
マイネオの音声通話無しSIMでも2520円です。
スマホプランL=21ギガがおすすめな人
スマホプランLは、月21ギガ使えて、おうち割光セットなら3880円、無しなら4880円です。(2年間平均月額)
格安SIMで大容量のプランにするなら、面倒なのでドコモ・au・ソフトバンクのままでいいや
という人もいるでしょうが、例えばドコモの20ギガプランは、
5分かけ放題定額基本料:1700円
インターネット接続料:300円
20ギガデータプラン:6000円
計:8000円
さらに2年縛り、という感じで高いうえに条件が悪いです。
Ymobileなら、かけ放題は5分多い10分で、月額は3000円~4000円安くなります。
さらに、実際の通信速度はほぼ変わりません。
本題から少しそれましたが、おすすめなのは以下のような人です。
- 月のギガ消費が20ギガ近いけどWiMAXやポケットwifiは無いor荷物になるので持ちたくない
- 家にネット回線が無いのでパソコンにテザリングして使いたい
これに当てはまる人は、本人が自覚していないだけで結構いると思います。
実際、動画を1日1時間ほどしか見ないなら、30日×1時間に0.6ギガ消費=18ギガなので足ります。
しかも、見ない日もあるでしょう。
また、動画と言っても、Amazonプライムで見るのか、kissAnimeなのか、YouTubeか、どの動画サイトかによってギガ消費が結構違います。
480p画質で見て、30分で0.3ギガしか消費しないサイトもあれば、20分で0.3ギガ消費するサイトもあります。
わずか10分の差、と思いますが、1時間で一方は0.6ギガ、もう一方は0.9ギガ、30時間では18ギガと27ギガと9ギガも差が出ます。
普通のサイトやTwitterを見てもほぼギガは消費しないので、
つまり、インスタや動画を1日に合計1時間くらいしか使わない人はこのプランLで十分です。
一度、自分が月に何ギガ使っているのかドコモ・au・ソフトバンクのマイページやアプリで確かめると良いです。
WiMAXやポケットwifiは、どんなに安くしても税込実質月額が3300円ほどかかり、WiMAXなら3年契約がほとんどです。
なので、月のギガ消費が明らかに21ギガ以上、30ギガや50ギガ使うという以外は、ワイモバイルの21ギガプランの方が安く済みますし、荷物も増えないので楽です。
昼休憩に外出したり、休日に手ぶらで出かける際に、wifiルーターをポケットに入れていくのはかなり邪魔です。
冬なら厚着でポケットもいくつもあるのでまだマシですが、夏なんかズボンにしか入れられないし、財布とスマホとタバコを入れたらwifiルーターなんか入る場所ないです。
Y!mobile(ワイモバイル)の利用料金の確認の仕方
Ymobileの利用料金は公式サイトの「My Y!mobileログイン」から確認できます。
契約内容などの各種確認や変更も出来ます。
Y!mobile(ワイモバイル)の他の料金プラン
ワイモバイルの他のプランは「スマホプランS/Ⅿ/L」の他に、
- ガラケー向けのケータイプランSS
- タブレット向け(通話機能なし)のデータプランS/L
- データ通信専用のポケットwifiプラン2、ポケットwifiプラン2ライト
などがありますが、スマホプランの方が明らかにコスパが高いです。
Y!mobile(ワイモバイル)の料金の支払い方法
Y!mobile(ワイモバイル)の月額料金の支払い方法は口座振替とクレジットカード払いの2種類です。
引き落とし予定日に月額料金を滞納した場合は、後日所定の振込用紙が自宅に送付されてコンビニ払いとなります。
Y!mobile(ワイモバイル)はテザリング料金が無料
ワイモバイルはテザリングが無料で出来ます。
楽天モバイルやドコモ、UQモバイルも無料で出来ますね。
Y!mobile(ワイモバイル)のデメリット・注意点
ワイモバイルは、安くて速くておすすめですが、4つのデメリット・注意点があります。
- 3年目以降は月額が400~600円上がり、使えるギガは3分の2に減る
- かけ放題の10分を過ぎると電話代が30秒20円
- 余ったデータの繰り越しができない
- 解約は店頭か郵送のみ
3年目以降はSIM単体契約特別割引がなくなるので月額が上がります。
データ増量無料オプションもなくなるので、使えるギガがプランSは3⇒2ギガ、プランⅯは9⇒6ギガ、Lは21⇒14ギガになってしまいます。
楽天モバイルやUQモバイルなどは、かけ放題時間を過ぎると30秒10円ですが、ワイモバイルは倍の20円かかります。
同じく、楽天モバイルやUQモバイルなどは、余ったデータの翌月への繰り越しができますが、ワイモバイルはできません。
まとめ
- 月額料金が格安SIMで最安級
- 通信速度がソフトバンクと同等
- 10分かけ放題がコミコミ
- Yahoo!プレミアム会員費月額462円が無料
- ヤフーショッピングでTポイントが5倍・10倍・12倍になる
最後に、ワイモバイルの料金は格安SIMのなかでも最安級に安いですが、それ以上に優れているのは実際の通信速度の速さです。
正直、月額2000円で速度の遅いイラっとする格安SIMを使うより、月額3000円だけど速くて快適な格安SIMを使う方が断然いいですし、強くおすすめします。
混雑して速度の遅い時の格安SIMというのは、ドコモなどで速度制限になったときの状態よりはちょっとマシかなくらいの体感なので、はっきり言ってかなりストレスフルです。
普通のサイトやTwitterを見るくらいならまあちょっと遅いかなくらいですが、動画はまず見れません。インスタも画像の読み込みにかなり時間がかかります。平たく言ってイラっとします。というか動画やインスタはあきらめた方がいいです。
なんども引き合いに出してかわいそうですが、マイネオやLINEモバイルは、この遅くてイラっとする部類の格安SIMです。
といっても昼12時台と夜の18時~20時、人がかなり混雑している場所くらいですが、そういう時や場所でこそスマホを使うんですよね。
ラッシュ時間帯の駅、朝と夜の通勤通学時、昼の休憩時などです。
そんな時・場所でも、いつでも快適に通信できる(あるいはストレスを感じない)格安SIMはワイモバイルとUQモバイルしかありません。
ワイモバイルとUQモバイルは、料金プランが全く同じです。
大きな違いは、
- ワイモバイルは2年間の月額が毎月400円~600円安い(SIM単体契約特別割引のため)
- かけ放題が、ワイモバイルが10分、UQモバイルが5分
- 余ったデータの繰り越しが、ワイモバイルは不可、UQモバイルならできる
ということです。
どちらが良いかは完全に使い勝手の問題=どの機能を求めるかなので、一概には言えませんが、私個人の意見としては、スマホの電話機能はまだまだ非常に重要と考えており、頻繁ではないにせよ5分を超える通話をする機会が少なくないので、2年間で総額10000円~15000円安くなることも含め、ワイモバイルに分があると考えています。
いずれにせよ、最安級の月額料金で、最速で、10分かけ放題もつくので、現時点で最高の格安SIMといえます。